「プレイングマネジャーの教科書」の要約・レビュー記事です。
自分が読んで良かったことなどをまとめていきます。
下にも上にも色々と言われるプレイングマネジャーの方に、戦略的に仕事をしていくための方法を58個のパターンで紹介しています。現状プレイングマネジャーの方もプレイングマネジャーと仕事をしている人に読んでもらいたい1冊です。
この本で、社会人生活を送る中で「仕事の質が変わる」内容が多くありました。
仕事のできる人になるための読むべき本まとめでも紹介しています。
目次
「プレイングマネージャの教科書」の要約・レビュー
「プレイングマネージャの教科書」レビュー・書評
この本を読んでもっとも印象に残っている部分は以下2点です。
- コミュニケーションを仕組み化する
- 良いマネジャーは話しかけられ上手
要約:コミュニケーションの仕組み化
プレイングマネジャーの2大悩みは「膨大な仕事量」と「時間的余裕がないこと」。この2つの悩みがあるがために、メンバーとのコミュニケーションがなかなか取れず、チームとして良くない状況は生まれてしまうのはよくあること。
そこで紹介されているのが「コミュニケーションの仕組み化」。部下との話すきっかけを1on1などのMTGとして強制的にタスク化することで、必ず話す機会を設けるという手法。できそうでできてなかったなーと目からうろこでした。
他にも挨拶の中でリマインドしたり、部下のデッドラインを自分のスケジュールに入れるなど、チーム全体として良くなる方法論がたくさんありためになりました。
要約:良いマネジャーとは話しかけられ上手
マネジャーと話すことは緊張してしまう。失敗したときになかなか話せず、報告できたときには時既に遅し。という状況に遭遇したことがある人は少なからずいると思います。
部下にとってだけでなくチームにとっても「話しかけやすいマネジャー」はとてもありがたいし、チーム力向上には欠かせない要因の1つです。
話しかけたときに「それは良い話?悪い話?」とワンクッション置くことで、どちらの話もしても良いんだと認識させるなど、話しかけられ上手になるための方法が記載されていて、すぐにでも実践できる内容がたくさんありました。
書評・まとめ
プレイングマネジャーで遭遇するであろう58パターンとその解決法が記載されており、あるあるに遭遇できる書籍となっていて非常に読みやすかったです。
不安や不満を抱えているプレイングマネジャーの方の負担を少しでも減らせると良いなと思いました。
その他にも良いと思った部分は以下のツイートで個人的にまとめています。
「プレイングマネジャーの教科書」のおすすめ読者
プレイングマネジャー
膨大な仕事量をこなしているプレイングマネジャーの方には、少しでも作業の簡略化、効率化を通してチームとして改善していくためのエッセンスが見つかると思うので、ぜひ読んでほしいです。
プレイングマネジャーと関わる人
プレイングマネジャーの忙しさを間近で見ている人は、この本を読んで少しでもプレイングマネジャーの負担を減らせるような行動をできるように、読んでいただければと思います。
また、将来プレイングマネジャーになる方は準備として読むことをおすすめします。「相場を知る」ことは何事においても重要です。
「プレイングマネジャーの教科書」著者:田島弓子さんのその他おすすめ書籍
著者:田島弓子さんは、マネジャー業のテクニック本や女性社員との付き合い方、働く女性向けの本を出版しています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
プレイングマネジャーのあるあるをそのままにせず、どのようにしていけばよいかを考えるきっかけになる書籍だと思います。興味のある方はぜひお手にとってご覧ください。
チームマネジメントに関するその他のおすすめ本はこちらでも紹介しています。
また、この書籍を読んで改めて、エンジニアとして働いていく上でコミュニケーションは最重要項目の1つと再認識しました。チームでコミュニケーションを取りながら楽しく仕事するためのおすすめ書籍を以下でも紹介しているので、興味のある方はご覧ください。
現役エンジニアがおすすめする本7選|初心者エンジニアが楽しく仕事をするためのコツ