AWS DVAの試験を約1ヶ月、トータル約18時間の勉強時間で合格することができました。
勉強方法やおすすめ問題集などを紹介します。有料のWeb問題集をひたすら解いただけ。
「インフラが苦手」なアプリケーションエンジニアでも合格できたのでみなさんも合格できるはず!
筆者の基本スペックは以下です。
- アプリケーションエンジニア(初級者)
- インフラに苦手意識あり
- AWSは業務で扱っているが、1人で構築はできないレベル
- 2021年11月にAWS SAA合格
目次
AWS DVA(デベロッパーアソシエイト)とは
AWSデベロッパーアソシエイト試験では「クラウドベースでのアプリケーションの書き込みとデプロイを行う能力があること」が認められます。
主に「開発者」をターゲットにした試験内容であり、1年以上のAWS実務経験がある方を対象にしています。
AWS DVA試験概要
試験時間は130分で、選択形式の全65問。価格は150USDでテストセンターかオンラインで自宅でも受験可能です。
AWS DVAを勉強するメリット
AWS DVAを勉強するメリットは、開発者がさわるAWSサービスを知ることができ、今のトレンドを抑えることができることです。
開発者は、開発に集中したいため、面倒な作業をできるだけ自動化したいと考えます。
そのために使えるAWSサービスがDVAでは多く出題されるので、勘所をおさえるところは割と重要です。
そもそもAWSを勉強するメリットは何か。
この問いに対しては、こちらのAWSを勉強するメリットを紹介で解説していますので合わせてご覧ください。
AWS DVA試験の出題範囲
AWS DVAの出題範囲は、SAA試験に比べると絞られている印象です。AWSの基本的なサービスに加え、以下のサービスを抑えておけば問題なく合格できるかと思います。
- 認証・認可周り(IAMロール、STS、WebIDフェデレーションなど)
- S3
- EC2
- ECS
- CloudWatch
- 各種DB(DynamoDB、RDSなど)
- Kinesis Data Stream
- SQS / SNS
- Cloud Formation
- Beanstalk
- Cognito
- Lambda
- API Gateway
- CodeCommit CodeDeploy CodePipeLine
このあたりのサービスを初見の人は、次章の参考本を読むことから始めることをオススメします。
AWS DVAでは、開発者の方が主に触ることになるサービスを深堀りしているイメージです。CI/CDの方法や認証/認可、サーバレス構築方法など、どのようなサービスと組み合わせていくかを問われる問題が多い印象でした。
AWS DVA合格のための勉強方法
AWS DVAの概要がわかったところで、試験対策のおすすめ勉強方法を紹介します。
AWS DVAでは、試験範囲が少し狭い印象なので、過去問をひたすらこなすことで十分合格を狙える内容と思います。
AWS DVA合格に向け、初心者が最初に勉強すべきこと
AWS DVA試験を受ける人にとって、AWSの基本サービスを抑えておくことは最重要項目です。
SAA試験がAWSサービス全体の概要を問われる試験に対し、DVAはそれにプラスアルファの開発者が多く触るサービスが深堀りして回答する試験の印象でした。
AWS SAAで問われる最低限の知識とAWS DVAで多く問われるサービスの概要を抑えておくと問題演習にもスムーズに取りかかれると思います。
すけ
また、AWSサービスは日に日にアップデートされているので、必ず最新の参考書を購入しましょう!
「無料で勉強したい人」は後で説明するBlackBeltをおすすめします
AWS DVAの最新問題をWeb問題集から学習
有料のWeb問題集ではありますが、質問と回答が類似している問題も多数出題されているので、こちらを使って勉強することをオススメします。
ベーシックプランで税抜4,480円、プロフェッショナルプランで税抜5,480円で90日間利用可能です。
DVAのみであればベーシックプランで十分だと思います。DVAの試験料自体が高額なため、1発で合格するためには必要経費と思います。
無料で#3までのDVA試験問題を解く事ができるので、試してみてからご検討ください。
参考 AWS WEB問題集で学習しよう- 40以上の問題群を集録し、最新の問題も取り入れている。
- 1問題群が7問構成のため、すきま時間で勉強しやすい
- 1問1問解説があるためなぜ間違えたかを理解できる
- その他解答の解説もあるため、付加知識も抑えることができる
- 実際の問題に近い実践問題で、自分の実力がわかる
当日試験では目新しい問題はなかったように感じました。
すけ
AWS DVA合格体験記でAmazonギフト券をゲットしよう
「AWS WEB問題集で学習しよう」で合格体験記を記載することで、抽選でAmazonギフト券500円分を取得できます。必ずもらえるわけではないですが、しっかりと記載して貰える確率をあげて少しでもキャッシュバックしましょう。
参考 AWS WEB問題集で学習しようAWS DVAの最新知識をBlackBelt(ブラックベルト)で勉強
AWS公式のサービス説明を閲覧できるのが、BlackBelt(ブラックベルト)。AWSを利用する人なら必ずと言っていいほど見られるサイトなので、ここから情報を収集しましょう。
最新の情報が常にアップデートされていますので、安心して勉強できます。
参考 BlackBelt AWS サービス概要すけ
AWS DVA公式模擬試験を無料で受験
少ない料金で合格を目指している方に朗報です!
AWS公式の模擬試験が無料で受講可能になりました。
こちらのAWS模擬試験の無料受講方法で手順を解説しています。
無料で試験合格を目指す人は、BlackBelt(ブラックベルト)と無料模擬試験を体験してから挑んでも良いかもしれません。
UdemyでAWS動画講義の視聴
Udemyでは、多数のAWS講義が集まっています。
有料にはなりますが、資格試験対策はもちろん、実践的な内容も多く更に深く学びたい方にはおすすめです。
AWS DVA合格ラインと難易度
AWS DVA試験の合格ラインは、1000点満点中720点以上です。
主要サービスだけでなく、開発特化の問題が多いため抑えておくべきサービスは多いですが、問題の傾向は類似しているので、どのあたりが設問で出てくるか対策をとれれば、問題ないと思います。
AWS DVA合格までにかかった勉強時間
DVA合格までに、先程紹介したWeb問題集を3周だけ実施して試験に臨みました。
・1枠7問の問題を解く&解説も読むを含め約10分
・#1〜#46を3周※(2周めは1周目より、3周目は1周目より解答時間は短い)
10分 × #46 + 8分 × #46 + 6分 × #46 = 1104 = 18.4時間
2周で十分な合格ラインにたっていたので、皆さんはもう少し短い時間でも合格可能かと思います。
AWS DVA試験申し込み
試験対策が終わり準備が整ったら、AWS試験申し込みをしましょう!
AWS試験の申し込み方法で手順を解説しています。
自宅でも受験可能ではありますが、急な訪問やネット環境の瞬断など外的要因により受験不可になる可能性があるため、テストセンターでの受験をオススメします。
住んでる地域、職場の近くなどから空いている日時を選ぶだけで簡単に申し込みが可能です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
インフラが苦手なアプリケーションエンジニアでもAWS DVAに合格できる方法をお伝えしました。AWS SAAを1ヶ月前に受験していたため知識は多かったですが、初めて受験する方でも十分通用する難易度の試験と思います。
AWS DVA合格のために少しでも参考になればと思います。
また、AWSアソシエイト3試験に挑戦したまとめ記事を紹介しています。スキマ時間を使ってAWS資格合格を目指しましょう!