ドメイン駆動設計/開発(DDD)の挫折しないための勉強方法|学習ステップを紹介

ソフトウェアエンジニア界ドメイン駆動開発が流行に乗り出し、学習を始めた方や業務で導入を検討しようとしている方も多いのではないでしょうか。

ドメイン駆動開発書籍の決定版である、「エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計」。この本の重厚さに中々手を出せない方も多いハズ。

今回は、挫折しないための学習ステップを紹介していきます。

まずは、ドメイン駆動設計の全体像を知ることから始めましょう。

なぜドメイン駆動設計を選択するのか

ドメイン駆動設計が選択されるようになる背景には、以下の重要なポイントがあります。

  •  ビジネスの変化のスピードが速くなった
  •  ビジネス変化に対応できるシステム設計/開発が必要になった

ビジネスの変化スピードが格段に早くなり、3ヶ月後には必要とされるものが違うということは一般的になってきています。

ビジネスの変化が起これば、それを支えるITソリューションも変化させなければいけません。

つまり、変化に強い設計が必要で、変化に強い設計こそが「ドメイン駆動設計」なのです。

ドメイン駆動設計/開発(DDD)のおすすめ学習ステップ

ドメイン駆動設計を勉強する上で、おすすめする学習ステップを紹介します。

ステップ1
「ドメイン駆動設計 モデリング/実装ガイド」を読む
この書籍は、トップダウンでドメイン駆動設計について学べるライトな書籍となっています。100ページ程度で、DDDの全体像を学ぶことができます。
まずは抽象的にモノゴトを捉えることで、詳細部分を学習することで理解度が増すため、初学者の方はここから始めましょう。

 

ステップ2
「ドメイン駆動設計入門」を読む
この書籍は、DDDについてボトムアップで学習できる入門書です。
実際のコードからDDDについて学ぶことができるので、実装のイメージを膨らませることができます。
全体像の理解から、詳細部分の理解を深めることで更にDDDについて理解が深まります。
ステップ3
しょぼちむさんの「しょぼちむのエヴァンス本のススメ」を読む
こちらは、100日かけて「エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計」を読み、その章ごとの要約を1ページ単位でイラスト付きで要約した内容になります。
イラストもわかりやすく、エヴァンス本の内容を噛み砕いて説明してくれるのでとてもわかりやすいです

ステップ4
「エリック・エヴァンスのドメイン駆動設計」を読む
ドメイン駆動設計の決定版になるため、この書籍を読むことで「DDD完全に理解した」を目指すためには必読でしょう。
ステップ3で紹介したしょぼちむさんのPDFを参照しながら、本を読んでいくことで迷子にならずに読みすすめることができます。

ステップ1で紹介した「ドメイン駆動設計 モデリング/実装ガイド」は以下リンクから購買可能です。

参考 ドメイン駆動設計 モデリング/実装ガイドBOOTH

ステップ2で紹介した「ドメイン駆動設計入門は」以下から購買可能です。

ステップ3で紹介した「しょぼちむさんの100日エヴァンス本」の要約PDFは、以下サイトからご覧いただけます。

参考 100日間かけてエヴァンス本を完読しました(PDF公開)そこに仁義はあるのか(仮) |Hatena Blog

ステップ4のエリック・エヴァンスのドメイン駆動設計は以下です。

まとめ

ドメイン駆動設計について挫折しないための学習方法を紹介いたしました。

今回紹介した書籍に加え、実際に業務の中で設計・実装を進めることで理解を深め、ビジネス変化に強いシステム設計ができるようにしてきましょう!

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